令和6年度 老人施設部会 コーチング研修の開催について(オンライン研修)
~部下のモチベーションを高める技術~
社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会
老人施設部会長 西田 孝司
研修委員長 山本 智光
日頃から、本会事業の推進に格別のご協力を賜り深謝申しあげます。
さて、近年ますますコーチングのスキルが重要視されています。コーチングは相手を「自分の意のままにコントロールする・掌握する」といったイメージがありますが、実はこれは間違いです。
コーチングとは本来、『大切な人をその人が望むところまで送り届ける』という意味があり、『人の目標達成を支援する』ために活用されるコミュニケーションスキルなのです。長期化したコロナの影響や深刻な人材不足により、対話の機会の減少や、職員の定着・離職防止が課題になるなか、自分自身や部下のモチベーション・マネジメントで、このコーチングスキルが必要とされています。
また、価値観の急激な変化や多様性の拡大により、『経験豊富な上司や先輩の考え』が通用しなくなっています。そこで『皆が安心して働けるためにチームに何が必要か?』『上司にどんなリクエストがあるか?』『部下にどんなリクエストがあるか?』など、問いを通じて、上司と部下、チーム間で協働することが現場では求められています。対話を促し、部下やチームと一緒に答えを探していく、そんなことがコーチングによって可能になります。
つきましては、ご多忙とは存じますが、当該職員の皆様にぜひご参加いただきたくご案内させていただきます。
なお、本研修は連続講座のため、参加者の利便性を考慮し、「オンライン(ZOOM)」を活用いたします。予めご了承ください。
1 日 時 1日目:令和 6年 7月 2日(火)9:45~12:00
2日目:令和 6年 7月 9日(火)9:45~12:00
3日目:令和 6年 7月 18日(木)9:45~12:00
4日目:令和 6年 8月 6日(火)9:45~12:00
※必ず全日程ご参加ください。単発受講は不可です。
2 定 員 40名 ※定員に達ししだい締め切ります
3 対 象 リーダークラス以上
【本研修は管理職の方々の以下の問題意識に応えます!】 ・部下にコーチングするために必要なリーダーシップを身に付けたい ・他者との関わりを持ったり、協調性に欠ける部下の意識に変化を起こしたい ・伝達する力、説明する力、聴く力、相手を受けとめる力を向上させたい ・何度指導しても改善されない部下に、自ら気づきを起こす関わり方を学びたい ・いつも面談では一方通行になってしまうため、双方向になる面談手法を学びたい |
(昨年度の参加者のお声)
誰かのために自分を大切にする時間を心がける。自分の気持ちと向き合うことで、相手の気持ちに寄り添うことができるんだなと改めて感じたので実践していこうと思います。 最初に持っていたコーチングの印象ががらりと変わりました。今後、実践してコーチングの技術を向上させていければと思います。チームにも共有してみんなで使えていけたらなと思います。4日間、有意義な時間をありがとうございました。 |
4 参加費 会員施設:5,000円/1人 非会員施設:7,000円/1人
※随時、受講決定通知・請求書をメールにてお送りいたします。
5 申 込 本Webサイトから、6月27日(木)までにお申し込みください。
6 プログラム
時間 |
テーマ |
内容 |
7月2日(火)
|
コーチングの基本 |
・コーチングに必要な4つのスキル ①観察 ②承認 ③傾聴 ④問いを作る ・相談しやすい人の共通点 |
7月9日(火) |
コーチングの応用 |
・コーチングの5つのステップ ・モチベーションの源泉を見つける ・自分を癒し整えるセルフコーチング |
7月18日(木) |
1on1面談のスキル |
・1on1面談の目的とは ・部下のモチベーションを上げる ・部下を動かすコミュニケーション |
8月6日(火) |
実践の振り返り |
・職場のメンバーと未来を共創する ・1on1面談の実践 |
7 参加方法 研修当日の2日前を目安に、申込いただいたメールアドレスに研修参加に必要なID・パスワード等をお送りいたします。
併せて、当日資料も郵送もしくはメールにてお送りいたします。
三井住友銀行を退職し、ヘルスケア業界に特化した人材紹介会社を創業。離職率の高さ、モチベーションの低さに業界としての課題を感じ、組織開発事業部を立ち上げる。コーチングをもとにしたモチベーション・マネジメントには定評があり、スタッフの思いを同じベクトルに向ける「共感チームビルディング」を得意としている。アメリカンフットボールで三度日本一になる。
資格:米国DiSCトレーナー、MOP、コーチング、メンタルヘルスマネジメント。
文書管理:大社福施発第100号 令和6年5月16日