社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会
老人施設部会長 西田 孝司
研修委員長 山本 智光
日頃から本会事業の推進に格段のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、福祉施設では、風水害や地震などの災害が発生すると、通常通りに業務を実施することが困難になり、まず、業務を中断させないように準備するとともに、中断した場合でも、早期に福祉サービスを実施するため、あらかじめ検討した方針、体制、手順等を示した事業継続計画(BCP)が重要になっています。
このような中、令和6年度から全ての介護サービス事業所・施設に対し、感染症や災害時の対応力強化を目的にBCPの策定が義務づけられ、多くの施設では策定が進んでいます。
しかし、この間の様々な災害において福祉施設が直面している状況をかんがみ、「BCPを策定したが、災害時に有効なのか?」「厚労省のひな型に即しているかも不安がある…」などの声が聞かれます。
そこで、長年、福祉施設のBCP策定支援のご経験をお持ちで、危機管理の専門家であるKZ総合防災企画 代表の黒田 和伸 氏にご協力いただき、災害時に有効なBCP策定に向けた研修会を開催することといたしました。
つきましては、下記のとおりご案内しますので、ご多用中のところ誠に恐れ入りますが、ぜひ、ご参加賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
記
1.日 時 令和6年3月22日(金) 10時~15時
2.会 場 大阪社会福祉指導センター 4階 研修室1
3.内 容 事業継続計画(BCP)策定セミナー ~災害時に有効なBCPをつくる~
4.講 師 KZ総合防災企画 代表 黒田 和伸 氏
5.対象者 会員施設(入所系の高齢者施設など)の職員
6.参加費 無料
7.定 員 50名(先着順)※定員に達し参加いただけない場合のみご連絡します。
8.申 込 令和6年3月18日(月)までに、下記「申込」に必要事項をご入力のうえ、お申込みください。
9.プログラム 10時~12時 講演(BCPが必要な背景や盛り込むべき事項などを、現場に則してご説明いただきます)
12時~13時 休憩(会場内でも食事可)
13時~15時 講演(入所系施設の実際のBCPをサンプルに、ポイントを解説いただきます)
◎黒田 和伸 氏(KZ防災企画 代表)
大阪市危機管理室に在籍当時から、社会福祉協議会や地域における防災・減災の取り組みに関わり、退任後は、福祉施設のリスクマネジメントやBCP策定の支援にも携わっています。
法制度や被災地の状況、福祉現場を熟知されており、多方面で指導者として活躍されています。
※本研修会は、全国社会福祉法人経営者協議会「令和5年度 実効性の向上に向けた災害福祉支援体制強化助成事業」を活用して開催します。
テーマにご関心があり、大阪府社会福祉協議会の種別部会の会員施設(入所系施設)であれば、参加対象となりますので、奮ってご参加ください
文書管理:大社福施発第692号 令和6年2月5日